大会長挨拶

第4回 国際化粧療法医学会 2023 大会長  松原 悦朗

第4回 国際化粧療法医学会 2023
大会長 松原 悦朗
(大分大学 医学部神経内科学講座 教授)

この度2024 年2 月17 日(土)WEB開催にて、第4回国際化粧療法医学会2023を開催させていただくことになりました。このような機会をいただきました学会役員・特別顧問・評議員ならびに会員の皆様に心より感謝申し上げます。

本学会では「ルックスケアーアカデミアとビジネスの融合―」をテーマとさせていただきました。超高齢化社会の本邦で喫緊の対応が必要とされる認知症にフォーカスを当てたいと考えております。特別講演として、ルックスケアにおける認知症領域での先駆的な取り組みとアカデミアとビジネス融合モデルを企画し、会員・社会へと新たな境地をアピールしたいと思います。さらに、本学会主導で名ばかりでなく真の意味での機能性化粧品などへの橋渡しとして、脳機能からの機能性評価(化粧&香粧)に焦点を当てたシンポジウム企画を組むことでルックスケアの新たな方向性を模索したいと考えております。

従来通り、一般・消化器外科、乳腺外科、皮膚科、美容外科、形成外科、脳神経内科、精神神経科、老年科、作業療法士、看護師、企業研究者のもとでの一般演題での議論は勿論のこと、化粧医療関連や認知症理解関連の教育セミナーやスポンサードセミナーを、実際のネイリスㇳでの手足の爪ケアらの実践や化粧品やウイッグなどの展示体験とともにケアメイクルームの実情紹介を盛り込んだ公開講座開催も企画するなかで、ルックスケア・化粧療法を医学として学術的な発展へとつなげる本学会の本分を発信したいと考えています。

以上、実り多き学会になるよう関係者一丸となって誠心誠意準備を進めているとこでございますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。

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